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Vol.2「ただの水じゃない。肌科学が認めた“高機能還元水 S-100”」②

🌿 LCAVANCE 開発ストーリー Vol.2

ただの水じゃない。肌科学が認めた“高機能還元水 S-100

理想のクレンジングを実現する鍵となったのが、
**高機能還元性イオン水「S-100」**との出会いでした。

このS-100は、水とミネラル塩のみで構成された非常にシンプルな水。
けれど、その内部には“肌科学を変えるほどの力”が秘められています。

研究により、セラミド合成に関与する遺伝子の発現を促進することが確認され、
皮膚のバリア機能を高める働きが報告されています。
さらに、火傷やアトピー性皮膚炎の改善にも有効性が示され、
その科学的根拠は国内外で高く評価されています。
ヨーロッパでは化粧品・医薬品の両分野で賞を受賞し、
S-100の持つ**「水の概念を超えた再生力」**が認められました。

■ “洗う水”に、還元性という力を

S-100の特筆すべき特徴は、高い還元性(抗酸化力)。
この還元力が、肌の酸化ストレスを抑え、
大気汚染・PM2.5・微粒子金属などの“現代的な汚れ”から肌を守ります。

単に「汚れを落とす」ではなく、
肌本来の防御力を高めながら汚れを外す──。
それが、S-100がもたらす“洗うスキンケア”という新しい発想でした。

■ S-100を100%ベースにするという挑戦

化粧品のほとんどは、ベースの90%以上が「水」で構成されています。
だからこそ私は思いました。
「その“水”自体に意味を持たせたい」と。

このS-100こそ、私たちが求めていた理想のベース素材。
しかし、ここで大きな壁にぶつかりました。

S-100を100%基剤としてゲル化させることは非常に難しかったのです。
なぜなら、S-100に含まれるイオンの裏側に隠れた塩分が、
時間の経過とともに粘度を下げてしまう“減粘現象”を引き起こすからです。

他社が“コラーゲン水”などをの他の水と併用しているのは、
実はこのS-100を100%でゲルに保つことの難しさを避けるため。
私たちはその理由を開発の中で体感しました。

けれど、そこにこそLCAVANCEの挑戦の意味がありました。
イオン環境下でも安定する増粘剤の探索を重ね、
S-100の還元力を損なわずに、
肌にやさしい“生きたゲル”を実現することに成功したのです。

この結果生まれたのが、
肌に負担をかけず、汚れだけをやさしく浮かせて外すクレンジング洗顔。
S-100の純粋な力をそのままに閉じ込めた、まさに“水の革新”でした。

🕊️ 次回予告

Vol.3:「“水”をゲルにする。それがこんなに難しいなんて。」
S-100の還元力をそのままに、
“肌を包むようなゲル”を完成させるまでの開発記録をお届けします。

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